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 BOOK「イリヤの空、UFOの夏〈その4〉」

イリヤの空、UFOの夏〈その4〉 (電撃文庫)

  • 相変わらず全体的には悪くない。ただ…やっぱり「最終兵器彼女」のイメージが強いわなぁ…。
  • ま、完全なハッピーエンドは無理なのは途中から分かっていたことで。意外だったのが2つあって、1つはあの人からの手紙。もう1つは部長の帰還。死んでたと思ってたんだけどな…生かしておくメリットってあんましないし。それを言うと主人公を生かしておくメリットも無い気がする…。この辺りがどうも中途半端だ。
  • あ、そだ。戦争終わってないのに戦争終結宣言が出された意味がよく分からなかった。最終決戦の舞台が違うからだったのかどうなのかは分かりかねるが。
  • 最後に。この作品の評価が結構高いのはなんとなく理解は出来たつもり。ただ、OVA化するにはやはり難があると思われる。…というか、しても面白くない。面白くしようとすると、かなり困難だと思われるのだが…どうなんだろ。
  • あ、結局主人公がイリヤの薬を少しくすねたっていう伏線解消されずに終わったねぇ。あれが後半で出てくると思ってたんだけど。