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 TVA「D.C.S.S.ダ・カーポ セカンドシーズン〜」

D.C.S.S. ~ダ・カーポ セカンドシーズン~ 1(限定版)D.C.S.S. ~ダ・カーポ セカンドシーズン~ エンディング主題歌 暁に咲く詩 [MAXI]

  • 第21話「二人の魔法使い」
    • どうもスタッフは理解できてる部分とできてない部分が極端ですね(^-^;
    • さて、今回はタイトル通り、アイシアとさくらの話。もう一人の魔法使いは(正確な表現ではないが)できそこないですから(笑) 音夢は魔法について知っててもおかしくない…というか、知ってるはずなんだけどな。まぁ、いい思い出がないから教えない方がいいのかもしれませんが。後でばれると怖いな…。
    • 魔法の木の概念は予想通りかな。木の能力を発動するには、「マスター」の変更が必要。まぁ、さくらはその変更に自身も難儀したみたいなこと言ってますが、本当は別の理由で時間がかかってたんだよね…。枯らす時にマスター権限の移譲があったのは確かでしょう。今は…一応さくらがマスターで、封印している状態か?
    • 今更ながらアイシアの魔法に関する考え方っておかしいだろう…。隠す気0は色々と問題がある気が。まぁ、婆ちゃんがどうどうと人助けに使ってたのも異常なんですが…アイシアの記憶違いじゃないかな。直接的に魔法で助けると、さくらの危惧する状況に陥るから。
    • 「ボクの話をきちんと理解してくれてるといいんだけどな…」無理。話が進まないし、「どちらの」アイシアでも簡単に理解できないでしょ。人間の理念みたいなものを変えるのは時に難しいし、アイシアみたいなタイプならなおさら。
    • さくらの帰省って、それが目的でしたか。…しかし、これは純一の謝ることじゃないような(^-^; 元々さくらの仕事だ。
    • 純一はいいやつなのか楽天家なのかアホなのか微妙な描き方だなぁ…。もう少し描写をうまくできないものか。「俺はアイシアを信じている」「ボクも…信じてるよ」とか。信じても裏切られるんだけど(笑)
    • 「魔法は人々の記憶から薄らいでゆく」本来は気づかれないようにしないといかんのでは? 「Fate」の魔術師ぐらいに術の存在を隠さないと…。
    • ことりの扱いはなんとかならんものか(笑)? ことり=かわいそうな人は間違っては無いけども、それを完全肯定すると本人の立場が無い…。確かに彼女の扱いは酷い。そもそもこういう状況になった一番の原因は音夢で、次点が純一(笑) ある意味純一は被害者なんだけども…ね。
    • 「嘘だっ!!」難しいわな。こういう想いは。アイシアが大きく勘違いしていることが1つあるけれど、それは置いておくとして。なるほど、さくらの現状維持は確かに矛盾していると言えなくもない…「アイシアの言い分が正しいのならば」。実際、彼女が成長しないのは深層領域での「本当の願い」であることは多分正しいんでしょう…が、純一へ想いから具現化した…というよりも「変わらない幸せ」の維持・「ピーターパン」化することによる自分を中心とした小さな「ネバーランド」の構成、すなわち周りの現状維持したいなどの想いの現われである気がします(もちろんアイシアの言い分も多少は正しいはず)。誰だって幸せでいたい。その幸せの状態を維持したい。音夢と純一の関係の維持・友人関係の維持と変わらないでしょう。アイシアがその幸せを理解できないというのは今までの流れからも確か。まぁ、他のみんなは納得しているから現状が幸せであるとみなせる。でも、アイシアは…。これがアイシアのたどり着くべき答えの1つだろうなぁ。
    • もう1つはさっきの話の派生。アイシアのおばあちゃんのやってきたことの意味。そもそも価値観が違うんですよね。おばあちゃんが望んでいたことは今のアイシアには理解できないでしょう。これも今後の課題。
  • 全体の構成としてはイマイチ。キャラの使い方も滅茶苦茶だと思ってましたが…意外とやるときはやるのな。「現状維持」はある意味、繰り返しを意味する「D.C.」の根本の1つともいえなくも無いでしょう。一年中桜の枯れない島・魔法の木により具現化されたネバーランド初音島」。変わらない日常への愛着。変わることに対する恐怖。かつて最も変わることへ執着し、恐怖し、そして実行したのがさくら。今、繰り返されようとする現状の変化。物語は「D.C.」に従うようにもう一度繰り返される…と。
  • さて、次回はシリアス…と平行してさくらが学校へ?? 痛いところを突かれたさくらがアイシアを放っておくことに…なるのかな。このことが現状の変革へと繋がってしまうのか?? …暴走を止められる人がいない(^-^;