Game

 PC「D.C.Summer Vacation」

D.C. Summer Vacation マウスパッド付通常版

  • アリスルートクリアしたのでさくらルートへ。今回シナリオの出来がいいねぇ…まぁ比べる対象が「D.C.WS」では失礼なのかもしれないが(笑)
  • 何となく今回の構造が見えてきたような…でも1つだけ納得できないCGがあるんですよね。どのルートに行ったらあのCGが出てくるんだろ???
 PC「ラムネ」

ラムネ 初回版

  • 久々ですが、夏の終わりということで「ラムネ」の感想をそろそろ。あんまり書くこともないので一気に終われるかな?
  • 七海ルート
    • 過去ルートは出会いの時点から「幼馴染」になるまでのお話。「幼馴染」という関係に至る経緯を見たのは過去に例が無く、新鮮でした。だいたい幼馴染は「昔から一緒にいる」ものだから出会いうんぬんは忘れてることが多いでしょうし。
    • 現代ルートではぽんこつな幼馴染とのまったりした日々。過去に寂しがる七海を慰めたことから登下校が一緒だったり農作業をしたりして、いつも隣にいるのが当然な典型的な「幼馴染」になっていて、七海には主人公が必要であると自覚しているので関係が変わるのは当然のことでした…という流れ。周りからも公認の仲になっていたので別に問題なく進むはず…だったのですが、終盤に主人公が事故で意識不明になってから大きく展開が変わります。ラストシーンはこのゲーム唯一の感動シーン?かなぁ…。 
  • 鈴夏ルート
    • 過去ルートでは、主人公が犯したある過ちによってズレが生じ、兄妹の間に溝が出来てしまうという話。
    • 現代ルートでは他のルートとは違い、おとなしい性格に育ってしまった妹との溝を埋めようとする話。思いっきり過去の出来事が尾を引いているのですが、二人は互いに想い合っているので結構楽にくっ付けます。後半は鈴夏の隠し事に関する話。1つは予測はついていましたが、もう1つは予測できませんでした。でも何かズレてる気がするんですよね…隠すようなことか?
    • ちなみに義妹という設定は何処にも出てきません。しかも義理っぽくないんですよね…。 
  • ひかりルート
    • 過去のルートは「再会」からはじまり、とある体験の共有というところで終わります。元々都会に住んでいた主人公は父親の都合で田舎に引っ越してきており、都会では一緒だったヒカリは夏になると親と共にやって来るという一種の行事は現在まで続くことになります
    • 現代のルートは他のルート同様に毎年のようにやってくるひかりが今年はあまりいられないという中でのお話。彼女だけが田舎の住人でないため、みんなといつも一緒にいられるわけではない。そして過去にやり残したことが彼女の疎外感を大きくしているという話でした。…主人公とくっつく必要が無いッス(^-^; 
  • 先輩ルート
    • 過去ルートでの分岐が一番難しいお方。彼女に関しては過去で「出会う」ということが重要であって、実は過去ルートでの出来事はあまり現代ルートに関わりが無かったりします。片鱗はあるんですけどね。
    • ライターの人も書いてましたが、一番「ラムネ」らしくない話。過去ルートでは出てこなかった、「過去」の出来事によって献身が存在意義のようになってしまったことが彼女のルートの根幹部分。自分の望みとは何なのか? 結構自分と重なる部分が多かったので共感できるシナリオではありました。最後の部分は蛇足だと思いますけどね…(^-^; 
  • 総評
    • 正直期待はずれに近かった今作。載せているキャプ数から分かるように、ネタ部分は殆どひかりちゃんの独占状態。なんとも偏ったゲームでした(笑) 彼女は他のルートでも勿論出てくる上に存在感が強いので、他のヒロインを食ってる部分が多々あるんじゃないかなぁ…。というか全体的にキャラが弱すぎ! それが直接シナリオをつまらなくしているとは…言い切れないんですけどねぇ。
    • とにかく真・鈴夏ルートが作られることを期待して、感想を終えたいと思いま〜す。