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 PC「Gift」

GIFT 〜ギフト〜 初回限定版

  • こつこつやってましたが、ようやくオールクリア達成。覚えているうちに感想書いておこう…。順番は攻略した順で。
    • 藤宮千紗
      • 容姿はさくらのようでやっていることはさくらの婆ちゃん。ゼノギアスのグラーフでもいいですが。「朽ちたる種子を開花させ、秘めたる力を紡ぎ出す!」懐かしすぎ(笑)
      • 性格はまともな部類…か。利己的な所があるのは誰しも同じなので、大勢を巻き込んでいるのはまぁ仕方ないか。一人凄く可哀想な人がいたが…解決したのでいいとしよう。
      • シナリオは1番核心からは離れている…というのか。同じようにとあるイベントが無い霧乃と違ってそもそも主人公と関わりの無い人間だしねぇ…。
      • シナリオの中核を担うのは「偽Gift」。「Gift」からの派生ではあるけれども他のシナリオと比べてもかなり特殊な例のような。そもそもどういう合意で渡したんだ…。あからさまに一人のキャパシティを越えているような気がしなくもない。藤宮婦人は特殊な人間でもないし(特殊だった可能性はあるが)。Giftの限界が分からなくなるかな…。
      • 全体の流れは中盤から終盤にかけてが山。スピカはラストに持ってきた方が綺麗に終わったはず。終盤はシナリオの長さ調整としか思えない。盛り上がった所を下げて、それを乗り越えるというのは常套手段ではあるけれども…。
      • ネタばれは1番少ないはず。霧乃ルートの鍵が見えるけれども…あの程度の見せ方は逆にいいと思う。
    • 外薗綸花
      • Kanonの舞とラブひなの素子を混ぜたような感じ。他にも何かあったような気もするけれど…ああ、眞子だ。取りあえず霧乃と並ぶくらい立ち絵が酷すぎる。
      • 性格は極端過ぎる。まぁ、素子がオリジナルなので「剣士として生きている」と考えるといいかな。ただ、奈美は某あの人のように綸花を支える立場であっても良かったような…というか一人で背負いすぎ。千紗と幼馴染という設定が生かされてない…か。生かされるのはかなり後半。
      • シナリオは二つの核心のうちの一つ「ナラカ」。かなり近いものの少し離れている為詳しいことが見えてこない。別ルートへの布石とも言えるが。だがここで疑問が。それは綸花の祖先の時代に何故「ナラカ」が現れたのか?ということ。まぁ、ゲートによる移動が時間をも越えられるというなら分からなくも無いが。それと、おそらく綸花は「魔法使い」とは別種の特殊能力の血筋であると考えられる。占いが得意というか、未来予測能力の一種かと。ただし血筋が薄れた綸花にその能力は受け継がれていないわけですが。
      • 全体の流れは後半から。恋心に目覚め、奈美の位置が変わってからがこのシナリオの良いところ。前半は眞子ルートの二番煎じでイマイチ…か。ただし、ラストがかなーーーーーりイマイチ。あそこまで行くと主人公の立場も「ナラカ」の立場もない(^-^; 理想的な展開としては「主人公にGiftが贈られること」だけれども…全く鍛錬していない主人公が綸花に簡単に並ぶと綸花の立場が無いかな。まぁ、将来剣道は覚えないといけないと思うが…(笑)
      • ネタばれは千紗と莉子。まぁ、千紗ルートの核となる「偽Gift」の名前が出てくるので先に千紗ルートをやった方が無難か。千紗が最後まで嘘を突き通す必要もないので、あの姿の千紗が千紗だと分からなかったんだろうなぁ…。
    • 神代縁
      • えーと、佐祐理さんと萌先輩と頼子さんを混ぜたようなキャラ。立ち絵は良いかな。
      • 性格のベースは萌先輩でしょ。普段はぽけぽけしてて的外れなようで時に的確。
      • シナリオは綸花と同じく「ナラカ」が中心。ただし本当に核心なので綸花より後でやるべきかも。下地を作るために時間をかけすぎのような気もしなくはないが、その分サブキャラが生きてるというポイントは大きい。
      • 全体の流れはやはり後半。前半もなかなか上手いところをついているとは思う。中盤の主人公の苦悩も当然。後半の良さ…サブキャラがさらにサブキャラを生かすというのは縁ルートならではかもしれない。特にローリーの使い方は秀逸としか言いようが無い(笑) ただし…やっぱりラストが微妙。描写が下手過ぎる。主人公の役割も適当すぎ。一番の適任者は縁本人だろうに。
      • ネタばれは綸花・莉子・霧乃となかなか豪勢。ただし莉子・霧乃は分かりにくいので彼女たちのルートへの伏線と見ればいい程度。
    • 深峰莉子
      • 容姿はことりもどき、性格は音夢もどき、物事の見方うんぬんはさくらもどきと言えるか。ただしどれもオリジナルに及ばない劣化コピー。
      • 性格は名前の通り利己的で直情的。まぁ仕方がないと言えば仕方がないんだけれど…。
      • シナリオは今作品1番の核心である「Gift」そのもの。まぁ、メインヒロインらしい扱いと言える。ただし、大きな謎である霧乃の「Gift」について正確に語られないので、一部消化不良かも。
      • 全体の流れは後半がどろどろし過ぎていて面白くないと思う人がいるはず。中盤が面白いだけに長々と憎愛劇を続けられるのは苦痛。
      • ネタばれは霧乃と綸花と縁…まぁ、後半二人は残された謎の消化という感じ。まぁ、核心だけど。霧乃のネタばれは理解できるかどうか…。あ、綸花のネタばれもきついか。
    • 木之坂霧乃
      • 容姿は……あれ?? チャームポイントの帽子がことりのコピーというだけかな。
      • 性格は莉子と双璧を担うぐらい利己的。主人公の家庭崩壊を防いでくれた恩人だけど…主人公全く感謝してないな(^-^; まぁ、ギブアンドテイクだけど。
      • シナリオは莉子シナリオの補完というか。残された大きな謎の解明編というのか。メインヒロインの片割れには相応しいシナリオでしょうな。
      • 全体の流れは…序盤から結構しんどいかな…自分は台詞スキップって殆どしないんですが(えちぃシーンを除く)…流石にあやつの台詞聞くのは嫌になったので。あいつはグリグリの毒ガスのコピーですねぇ…。まぁ、結果としてはスカッとしますしその後の展開も予想外でいいですしね。盛り上がりは最後までもつのでシナリオ完成度は1番だと思います。あやつの一枚絵制作する余力を立ち絵にまわせと言いたいですが(笑)
      • ネタばれは…莉子がバレバレかな。
    • Gift
      • 最後の伏線回収。なんとも嫌な感じ(^-^; ラストが微妙なシナリオがあるのを無理やり無しにしようとしているような。こういう展開を最後に加えればいいだろうと言っているような。補完というには重過ぎる。
      • よくよく考えればそんなみんなを巻き込まなくても済む方法があるような気もしますが…死期が近かったですしね…。
  • というわけで「Gift」でした。なんというか…プレイ時間は結構かかります。…どうやって友人たちはあんなに早くクリアしたんだろう…。以前ならいざ知らず、今はあんまりゲームする気も起きないんですよねぇ…と言いつつ次のソフトは決定済み(笑) 次は「やるきばこ」です。…Milky3は?(^-^;