Animation

 TVA「ラムネ」

ラムネ~ガラスびんに映る海~(初回限定版)

  • 第09話「ふたりの距離とラムネの瓶」
    • 前回の過去のシーンより少し前。それは一人の少女に恋心が芽生えた時。互いに交わした絆は、思いの強さに違いはあっても消えず続いている…。
    • 街を去ることが確定している少女。最初の思い出と最後の思い出。少年に告げた通り、あの時から彼女の気持ちは変わらない。
    • 引越しを手伝うことをためらう健二と七海。後押しされる形で手伝いをすることに。少女はまだこの街にいる。思い出はまだ作ることができる。
    • 手伝いの最中のハプニング。健二の悪友が誤って落としてしまったのは、絆であったラムネの瓶。平静を装いつつも、少女の心には動揺が広がる。
    • 引越しの作業の後は七海の母の店を貸しきってのお別れ会。紡がれる思い出。そんな中でも見えてしまう絆の強さ。
    • パーティーの後、愛する人の妹にして友人である鈴夏に呼ばれ、彼女の部屋へ。離れ離れになっても手紙を出し合うという話。そして恋人をどちらが先に作れるかという話。
    • 父に呼ばれて鈴夏がいなくなる。「恋人をつくる」。それは彼女にとっては複雑だった。もちろん鈴夏は彼女が兄に対して好意を抱いていたことは知っている。知ったうえで、吹っ切るために後押ししたつもりなのだろう。想いを捨てられるのか? 絆も形を成さなくなった今、もうすがるものも何もないはずなのに。
    • 少女の足は想い人の部屋へ。彼女は何度かこの家を訪れていた。けれども踏み込むことの無かった部屋。目の前にうつる衝撃の光景。想い人に一番近い人は、本当に近いところにいた。出会いでも、絆でも、距離でも勝てなかった。二人に入り込む隙はなかった。自分の恋は最初からかなうものではなかったのだと。
    • 翌日。健二のバイクはついに修理が終わった。動き出すバイク。少女に会うために。最後の思い出を紡ぐために。大切な少女を乗せて。
    • 駅のホーム。少女は見送られること無く、旅立つ…はずだった。目の前には最愛の人。差し出されるのはいつかのラムネ。壊れてしまったものは戻ることはない。けれど、もう一度「新しい絆」を。
  • 作画がイマイチでしたが、内容は良かったです。ってか、PS2の佐倉シナリオなのかな?
  • 綺麗な話でしたが、主人公の行動って場合によっては残酷ですね(笑) まぁ、あれは佐倉が望んだ形の結末(七海がいたことはどうか分からないけど)なので、良かったかな。彼女にはおそらくもう一度だけ出番があると思いますが…まさか「あれ」じゃないよね(^-^; だったらちと酷い(笑)